ひとくち健康講座
子どもの視力の話
2009年11月
<視力の発達は6歳で完了>
子どもの視力の発達は6歳で完了すると言われています。生まれたばかりの赤ちゃんは、明るいか暗いかしか分かりません。毎日、目を使って絶えずものを見る、すなわち学習をすることによって視力が発達します。発達の時期に強い遠視や乱視、斜視、先天性白内障などがあると弱視になります。弱視は、視力の発達が完了する6歳前に治療しないと、大きくなってからではいくらメガネを使っても視力は出ません。
弱視のお子さんは自覚せず、訴えもしませんので、次の症状がありましたら注意しましょう。①瞳が白く濁っている。②近づけて見る、目を細める。③動いているものを目で追わない。
④まばたきしない。⑤明るいところで片目をつむる。⑥顔を傾けて横目で見る。⑦目がよっている。⑧よく転ぶ。⑨動きが鈍い。
弱視の早期発見のため、天童市3歳児眼科健診は必ず受けましょう。