ひとくち健康講座

秋も深まり、夜が長くなりました。暑く寝苦しかった今年の夏の疲れを取るためにも、今の季節にはぐっすり眠りたいものです。<br> 快適な睡眠のためには、寝具・寝室の環境を整えることはもちろんですが、「寝起きの時間を規則的にする」「夕方に軽い運動をする」「寝る２〜３時間前に入浴する」などが良いといわれています。<br> また、満腹でも空腹でも眠れないものです。コーヒーや一部の栄養ドリンクなどに含まれるカフェインは、不眠の原因になります。<br> アルコールは寝付きを良くしますが、その後の深い睡眠を妨げるので、ほどほどがいいでしょう。<br> 体調が悪く、どこかが痛んだり、心配事があったりしても眠れないものです。また、うつ病などの思わぬ病気が隠れていることもありますから、不眠が長引くようなら、一人で悩まずに医療機関に相談してください。