ひとくち健康講座

救急医療
1998年10月
人間は、いつ急に健康を害し、ときによっては命取りにならないとも限りません。そのような急病の人に、一日でも早くげんきになってもらうことが救急医療の目的なのです。<br> われわれ天童市の救急医療は、医師や看護婦、消防署の救急隊員、警察官および市当局が、29年の永きにわたり市民のみなさんをお世話してきました。また救急告示病院として、はじめに吉岡病院、次いで天童温泉篠田病院、さらに今年1月からは市立天童病院が、休日も夜間も終日急病の患者さんを診療して頑張っています。<br> そして10月から、市立天童病院に脳神経外科が新設されたことは、私たち医師の長年の要望でしたし、みなさんが急に頭の病気になったときなどは、本当に力強いことです。市民のみなさん、急病に限らず健康を損なったときには、なるべく地元の医療機関を利用することです。そうすることによって、結局は市内の病院や医院などが充実発展し、より質の高い医療サービスが可能となります。