ひとくち健康講座

健康管理の重要性
1997年10月
日本は世界有数の長寿国となり、当然、国民全体に健康管理の重要性が叫ばれるようになりました。WHO(世界保健機構)によりますと、健康とは「肉体的、精神的ならびに社会的に、完全に良好な状態である」と定義されています。<br> 健康管理の方法としては、個人が健康に対して、細心の注意を払い、さらに健康を客観的に診断する手段として、定期健康診断が広く実施されています。健診の最大の目的は、病気の早期発見であり、第一次予防として、病因、原因の調査、第二次予防としての、早期発見、早期治療が極めて重要な意味を持っています。<br> 幸い、天童市においても、成人病検診(悪性新生物、心臓病、脳血管疾患)に積極的に取り組んでおり、大きな成果を挙げています。「自分の健康は自分で守る」との認識をしっかり持ち、年に一回の健康診断で自分の体をチェックし、心身ともに、快適な生活を送りたいものです。