ひとくち健康講座

脳血管障害の予防について

2020年7月

 脳血管障害の予防法は、「血圧を適正(120/80mmHg以下)に保つ」「血管の中で血液が固まるのをちょっぴり抑える」「脱水を避ける」「歩く」ことに尽きます。
 脳出血の最大の危険因子は高血圧です。WHO(世界保健機関)の定める至適血圧(120/80mmHg以下)を保つことで、脳出血を極力減らすことができます。ただし、高齢で動脈硬化が相当進んだ方は、急に血圧を下げると脳梗塞を起こす恐れがあるので注意が必要です。
 血圧をしっかりと下げ、血小板の働きを少し抑制するEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含む背の青い魚(イワシ、サンマ、カツオなど)を食べる、あるいはα-リノレン酸の豊富なシソ油を1日大さじ一杯飲むように心掛けてください。そして、1日1500ml以上の水を飲むように努めましょう。ただし、心臓や腎臓に病気のある方は、主治医と相談してください。
最後にウォーキングの習慣で血液の流れを良くするとともに体力の維持・向上を図りましょう。

クリニックあこがれ  井渕 安雄