ひとくち健康講座

不眠の対処方法

2007年4月

 睡眠時間は個人差が大きく、4時間で済む人もいれば、10時間以上眠らなければ調子のでない人もいます。
 このため、日中の眠気が気にならなければ、十分睡眠は取れていると考えられます。
 不眠の対処法ですが、(1)就寝前4時間のカフェイン(コーヒー、紅茶、日本茶など)の摂取を控える(2)昼寝をするなら20分から30分以内に抑える(3)休日もできる限り平日と同じ時刻に起床する(4)無理に眠ろうとせず、眠たくなってから床に就く?などの工夫があります。
 寝酒についてですが、アルコールで寝つきが良くなっても、質の悪い浅い眠りになります。このため、寝た気がせず、翌日の酒量が増えるなど悪循環に陥りやすいため、お勧めできません。
 それでも眠れない、眠った気がしないなどでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

秋野病院  山崎 猛