ひとくち健康講座

家庭で血圧を測りましょう

2005年7月

 脳卒中や心臓病などの病気の予防のためには、血圧を「より低く、よりきめ細やかに」管理することが大切です。<br> 意外にも自分で測る家庭での血圧が、病院や医院で測る血圧以上に、病気の管理や予防に役立つといわれています。家庭での血圧の測り方をご紹介します。<br> &#9312;できれば上腕で測るタイプの血圧計で<br> &#9313;朝(起床後1時間以内、トイレを済ませた後、1〜2分はゆっくり座ってから、食事・薬を飲む前に)、晩(寝る前、1〜2分はゆっくり座ってから)の1日2回<br> &#9314;測る回数は、朝・晩とも1回ずつでも問題ありません<br> 家庭血圧では、上で135以上、下で85以上の場合高血圧と考えられます。自分で測れば、健康管理に対する意識も高まります。ぜひ、ご家庭での血圧測定をお願いします。

いがらしクリニック  五十嵐 秀樹